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ソウルの空とミグ29

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■R2B : 리턴투베이스  「リターン・トゥ・べース」 〇〇〇〇-
(555)



2012年に公開され120万を超える観客を動員した航空アクション。
韓国空軍の一人のパイロットと整備士の女性が主人公。

「ヲタク」が見るに、韓国版「トップガン」とも呼べる映画だが、
音楽関係を除き(さすがにTake My Breath Awayほどの挿入歌は
ない )、本家ハリウッドの「トップガン」に比べても、決して
引けを取らないアクション映画になっていた。

むしろ、映画の展開が与える緊迫感などは本家を上回っていた。


△北朝鮮空軍のミグ29(映画より)

特に、ソウル上空で繰り広げられたF15(韓国空軍)とミグ29
(北朝鮮空軍)の角逐戦には、率直に驚かされた。


△北のミグ29<左>と韓国空軍のF15(映画より)

北朝鮮で発生した軍部強硬派によるクーデター(架空)にからみ、
北のミグ29、1機が韓国空軍に亡命を要請し、それを追って38度線を
南下したミグ29が、まず、亡命機を撃墜する。


△ソウルに侵入したミグ29(映画より)

韓国領内で亡命機を撃墜したのは、北の狂信的なパイロット。


△ソウルの市街地を低空で飛ぶミグ29とF15(映画より)

その後、北のミグ29は、ソウルの市街地上空で韓国空軍へも攻撃を
加えてきたが、市民の被害を避けるため、韓国空軍は、反撃できない。
市街地上空でミグ29の攻撃をかわしつつ、何とか、ミグ29を北に
追い返した。

漫画チックなシーンとは言え、この角逐戦には、韓国映画の真骨頂を
見せつけられる思いがした。

観客動員数は120万にとどまった映画だが、「ヲタク」自身は、映画の
展開とヒロインの魅力にすっかり引き込まれてしまった。


△ヒロインの整備士を演じたのはシン・セギョン

ヒロインを演じたのは、かねてから「ヲタク」が目をつけていた
シン・セギョン。



片耳の障害のため戦闘機乗りにはなれなかったものの、整備士として
戦闘機にかかわる道を選んだヒロインを、キュートに演じていた。



(終わり)

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