オーストラリア政府が、パスポートの性別欄に、これまでの
男性(M)、女性(F)に加え、「中間、もしくは不確定」を示す
「第3の性」(X)を追加することを決めた、とのこと。
この措置には、出入国審査などで、実際の外見と性別欄の
性の食い違いから、様々な苦痛や不便を被(こうむ)っている
性同一性障害の人々を救済する目的があるのだそうだ。
日本でも「性同一性障害特例法」(平成16年施行)により、
一定の要件を満たした性同一性障害者に限り、家庭裁判所の
審判を経て戸籍上の性別を変更し、心と体の性の不一致を
「訂正」できるようになったが、「第3の性」の存在そのものが
公的に認められたわけではない。
今回のオーストラリア政府の決定は、性別をめぐるこれまでの
日本や世界の常識を大きく覆(くつがえ)す取り組みだと
言える。
例によって「ヲタク」は、オーストラリア政府の人類史的とも
言える、この決定を、韓国紙の報道を通じ初めて知った。
ここでは、性的なマイノリティ(少数者)を含め、どんな人でも、
自分に自信やプライドを持ち、堂々と幸せを追求できる
社会の到来を心から願う意味で、ニューシスの関連記事を
翻訳練習させてもらった。
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■호주, 여권에 남(M)·여(F) 아닌 제3의 성(X)
표기 허용
豪パスポートの性別欄、男(M)、女(F)、「第3の性」(X)の
三つに
(ニューシス 9月16日)
호주가 여권에 성별을 표기하는 난에 남성(male)과 여성
(female) 외에 제3의 성을 추가하기로 했다고 영국 BBC
방송이 15일 보도했다.
オーストラリアがパスポートの性別欄に、男性(male)・
女性(female)以外の「第3の性」(X)を追加することを
決めたとBBC放送が15日、報じた。
이는 성전환 수술을 받은 사람이나 성정체성에 혼란을
겪는 사람들에 대한 차별을 없애기 위한 것으로 이런
사람들은 앞으로 자신의 성별을 M도 F도 아닌 X로
표기하게 된다.
この措置は、性転換手術を受けた人や性同一性障害を
かかえる人々に対する差別をなくすための取り組みで、
今後、彼らや彼女らは、自らの性を「M」でも「F」でもない、
「X」と記載することができるようになった。
루이제 프랫 호주 상원의원은 이는 큰 진전이라고 환영
했다. 그녀는 원래 여자로 태어났으나 성전환 수술을
통해 지금은 남자로 성을 바꾼 사람을 배우자로 두고
있다.
性転換手術を受け男性となった配偶者を持つルイーズ・
プラット上院議員は、今回の政府の決定を「大きな進歩」と
歓迎した。
프랫 의원은 호주 라디오에 "많은 사람들이 여권에
표기된 성별이 실제 모습과 다르다는 이유로 외국
공항에서 억류되는 일이 많다. 이는 매우 당황스럽고
고통스러운 일이다"라고 말했다.
プラット議員はオーストラリアのラジオ局に対し、「性同一性
障害を抱えた人は、パスポートに記載された性と実際の
外見が異なっているという理由で、外国の空港で勾留される
ことも多く、大きなとまどいと苦痛を強いられている」と語った。
△「私って、どちらかと言えばSかな。
うふふ」
(終わり)