ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」（2019年）が、
カンヌ国際映画祭の最高賞に続き、アカデミー賞でも作品賞、
監督賞など4部門で賞を獲得した。
快挙と言うしかない。
日に日に韓国映画に対する造詣を深めている「ヲタク」は、
同作品のアカデミー賞受賞を祝福する意味で、例によって
撮影地（聖地）のネット巡礼を試みた。
△半地下家族の住む坂の街＜映画より＞
こだわったのは、半地下家族の住む坂の街。
△水没する半地下住宅付近は全て映画セット（高陽市）＜映画より＞
実は、実際に撮影が行われた半地下家族の家や
家に近接する区域（高陽市）、それに富豪の
高級住宅（全州市）は、2か所とも大がかりな
スタジオセット。
それでも、当然のことながら、スタジオセット以外の
街は実在の街。
△長男と友人が家の近くで焼酎を飲むシーン＜映画より＞
例えば、半地下家族の長男が、家の近くで
友人から富豪の娘の家庭教師を紹介されるシーン。
△生徒を紹介される長男＜映画より＞
この一角は、セットではなくソウルに実在する
住宅街だ。
△映画に登場したスーパー＜カカオマップより＞
「ヲタク」がネットのストリートビューで巡礼した
街が、まさにこの街。
△映画に登場したスーパー＜カカオマップより＞
ソウルには全く土地勘のない「ヲタク」でも、ネット上に
出回っている情報を参考にすれば、たやすく街の特定が
できる。
△スーパー奥の路地と階段＜カカオマップより＞
以上、相変わらず陰気な作業に余念のない「ヲタク」であった。
（終わり）
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寄生虫の聖地Net巡礼
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