唐突ながら、日本の青森では、「合格祈願」の文字が入った
りんごも売られているとのこと。
いわゆる「合格祈願りんご」だ。
△「津軽りんご園」HPより
確かに、台風や暴風雨にも「落ちることなく」、しっかり
実ったりんごには、特別なエネルギー(霊験)が宿って
いそうで、縁起もよさそうである。
栄養面からだけではなく、心理的な面からも(?)、受験生の
心強い味方になってくれそうな果物が、この「合格祈願
りんご」である。
日ごろは迷信や非合理な風習を批判的に見ている、この
「ヲタク」でさえも、思わず、受験生(高3)の長女に買って
あげたくなるりんごだ。
△「だから、長女から
『ウザッ』とか言われるんだヨッ!」
ここでは、「ヲタク」に日本の「合格祈願りんご」の存在を
教えてくれた韓国紙、ヘラルド経済新聞の記事を一部、
翻訳練習させてもらった。
何と、韓国で人気の「合格祈願りんご」は四角形・・・。
青森の「合格祈願りんご」と香川の「四角スイカ」が韓国で
融合(ゆうごう)し、新しく「韓国式合格祈願りんご」が
誕生したと考えてよさそうだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■‘合格 사과’ 한개 1만원…수능 바가지 상혼 기승
「合格りんご」、1個1000円..横行する入試便乗商法
(ヘラルド経済新聞 11月7日)
・정답찍는 ‘금도끼’5만원 ,부적세트는 무려 20만원
・正解教えてくれる「金の斧」は4000円、お札(ふだ)セットは
1万5000円!
・간절한 마음을 돈벌이로…학부모·수험생들 씁쓸
・切実な願いをお金儲けに..複雑な思いの保護者、受験生
−略−
‘수능 바가지’가 여전하다. 수능을 앞두고 수험생의
합격을 기원하는 마음으로 의미있는 선물을 전하
고자 하는 수요가 늘면서 수능 특수를 노린 고가의
상품이 속속 등장하고 있다.
今年も、「センター試験便乗商法」が相変わらずの状況だ。
センター試験を前に、合格祈願のプレゼントを求める
需要が急増し、「センター試験特需」をねらった高価商品も
続々と登場している。
△韓国の「合格祈願りんご」は四角形
국내 백화점 식품매장과 대형 마트에서는 일명 ‘합격
사과’를 쉽게 찾아볼 수 있다. 합격 사과는 재배 시부터
네모난 모양으로 키운 사과로 ‘合格(합격)’이라고
새겨진 필름을 표면에 붙인다. 사과가 다 익은 후
스티커를 제거하면 선명하게 글자가 새겨지는 원리다.
일본 아오모리 현의 ‘태풍을 이겨낸 10% 사과’에서
시작된 합격 사과는 몇년 전부터 국내에서도 인기를
끌고 있다. 가격대는 개당 7500~1만원 정도다.
この時期、デパートの食品売り場や大型ショッピングセンターで
よく目にするのが、いわゆる「合格祈願りんご」。このりんごは
四角形になるように栽培したりんごで、赤くなる前に「合格」の
文字をかたどったフィルムシールを表面に貼り、収穫後、
シールを剥げば、文字が鮮明に浮き出てくるという原理だ。
日本の青森県で「台風でも落ちなかった10%のりんご」と
して脚光を浴び始まった「合格祈願りんご」の風習が、
数年前から韓国でも人気を呼んでいるのだ。価格は、
1個当たり500〜1000円。
사과뿐만이 아니다. 수능을 앞두고 수험생과 학부모의
불안하고 간절한 마음을 이용해 ‘합격 부적’이 고가에
판매되기도 한다.
りんごばかりではない。センター試験を前につのる受験生や
保護者の不安な心理や切実な願いにつけ込むように、
「合格札」が高価で販売されている。
인천의 한 철학원에서는 수능 때 제 실력을 발휘하고
원하는 대학에 합격할 수 있는 바람을 담은 4장의 부적이
담긴 ‘합격 부적’ 세트를 20만원에 판매하고 있다.
インチョンのある占い所では、センター試験で実力を発揮し、
希望する大学に合格できるようにと祈願する「合格札」が、
4枚1組1万5000円で販売されている。
−中略−
이 밖에도 ‘정답만 찍는 행운의 금도끼’라며 도금이 된
도끼 모양의 장식품이 5만원이 넘는 가격에 판매되기도
한다.
この他にも、「正解を当ててくれる金の斧」として金メッキした
斧のミニチュアが4000円を超える価格で販売されている。
학부모는 비싼 줄 알면서도 자녀의 합격을 바라는
마음에 제품을 구입하게 된다고 털어놓는다. 재수생
딸을 위해 부적 한 장을 구입했다는 주부 심모(48ㆍ
서울 용두동) 씨는 “지난해 안타깝게 불합격한 탓에
미신인 줄 알면서도 부적을 구입했다. 솔직히 합격만
한다면 이런 부적 수십장도 살 수 있다”고 말했다.
ある保護者は、高いとは思いながらも合格を祈る思いで、
こうした商品を買ってしまうと打ち明けた。浪人生の
娘さんのために「合格札」を1枚買ったという主婦の
シン某さん(48、ソウル市)は、「昨年、うまくいかなかった
ので、迷信だとわかっていながらも、今年こそはと、お札を
買った。もし、本当に合格させてくれるのなら、こんな
お札くらい、数十枚買ったっていい」と語った。
△「今は親思いの私だって、
思春期には父親を敬遠した
ものです・・・。うふ」