■자녀목 「恣女木」 〇----
(1184)
1985年に公開された時代劇。
朝鮮王朝の末期、開化期の時代相を背景に、名門の
地主の家に嫁いだ女性の悲劇的な人生を描いた。
彼女を苦しめ、追いつめたのは、後継ぎ問題。
△シバジ(借り腹)の女(右)もシネリ(主人以外の男)の子を産む<映画より>
子どもができない原因が夫にあると確信した
女性が、秘密裏にシネリ(夫以外の男性)の子種を
得ようとするが、それが彼女を破滅に導く。
「ヲタク」の趣向には全く合わない、何とも陰惨な
内容の映画であった。
なお、映画の題名である「恣女木」とは、「不義を
犯した女性が首をくくる木」くらいを意味する。
(終わり)
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韓映画と開化期の女性
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