■토요근무 「土曜勤務」 〇〇〇〇-
(1683)
2011年に公開された短編映画。
ある土曜日の午後、インターネット回線の設置工事を行っている
青年が、その日最後の仕事をこなすため1軒のアパートを訪ねる。
そして工事終了後、青年は留守番していた少女に強くせがまれ、
しかたなく、しばらくアパートに居残ることに。やがて夕方になり、
2人は出前のチャジャン麺を注文。それを食べたら青年は帰ることを
少女に告げる。
ところが、トイレに行こうとした青年が、内側からトイレに鍵が
かかっていることに気づく。何とかトイレの鍵を開けた青年は、
トイレの中で自死した少女の母親を発見する。
何ともショッキングな展開の物語だったが、青年と少女のあまりにも
自然な演技に、すっかり引き込まれてしまった。
ラストシーンは、ラップがかかったまま公園のベンチの上に置かれた
2杯のチャジャン麺と2人の姿。
おそらく、警察に連絡した後、先に届いた出前のチャジャン麺を
持ち出し、アパート近くの公園で警察の到着を待っていたのだろう。
全く手の付けられていないチャジャン麺のシーンとともに、重たい
余韻の残る映画だった。
(終わり)
(1683)
2011年に公開された短編映画。
ある土曜日の午後、インターネット回線の設置工事を行っている
青年が、その日最後の仕事をこなすため1軒のアパートを訪ねる。
そして工事終了後、青年は留守番していた少女に強くせがまれ、
しかたなく、しばらくアパートに居残ることに。やがて夕方になり、
2人は出前のチャジャン麺を注文。それを食べたら青年は帰ることを
少女に告げる。
ところが、トイレに行こうとした青年が、内側からトイレに鍵が
かかっていることに気づく。何とかトイレの鍵を開けた青年は、
トイレの中で自死した少女の母親を発見する。
何ともショッキングな展開の物語だったが、青年と少女のあまりにも
自然な演技に、すっかり引き込まれてしまった。
ラストシーンは、ラップがかかったまま公園のベンチの上に置かれた
2杯のチャジャン麺と2人の姿。
おそらく、警察に連絡した後、先に届いた出前のチャジャン麺を
持ち出し、アパート近くの公園で警察の到着を待っていたのだろう。
全く手の付けられていないチャジャン麺のシーンとともに、重たい
余韻の残る映画だった。
(終わり)