4月13日、北朝鮮が気象観測用の人工衛星を積んだ
銀河3号ロケット(ミサイル)の打ち上げに失敗した。
今さらながら、という気がしないでもないが、商業用
(民生用)の宇宙ロケットも軍事用の弾道ミサイルも、その
構造は基本的には同じ、とのこと。
だから、今回、北朝鮮が打ち上げたロケット(ミサイル)を
どう表現するのか、という問題は、けっこう難しい。
ただ、「先軍政治」を標榜し、何事にも軍事優先の
思想が貫かれている北朝鮮で、ロケット開発だけは
民生優先で行われていると見ることは困難なので、
銀河3号も、実質は弾道ミサイルであると見るのが
妥当だろう、とは思う。
「ヲタク」が、銀河3号について、苦しまぎれに
「ロケット(ミサイル)」などという表現を使っているのは、
そういう理由からだ。
さて、では、この間(最近1週間)、一体、韓国メディアは、
この銀河3号を、どう表現してきたのか。
△ネイバーニュース検索より
例によって、ネイバーニュース検索を参考にさせてもらった。
その結果、最近1週間、「북한 미사일(北朝鮮のミサイル)」
という表現が見出しや本文に使われた記事は3659本。
△ネイバーニュース検索より
一方、「북한 로켓(北朝鮮のロケット)」という表現が
使われた記事は、最近1週間で3186本。
「미사일(ミサイル)」が「로켓(ロケット)」を上回ってはいる
ものの、その差はそんなに大きくない。
「ヲタク」が思うに、この間の韓国メディアに現れた、
「미사일(ミサイル)」と「로켓(ロケット)」の混在状況は、
十分に理解のできる無理もない現象だった。
△「ミミのような羽根が頭にあればミミズク。
なければただのフクロウ。だからオレは
ワシミミズク」
△「私だってワシミミズクです」
(終わり)
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ロケットとミサイルと韓国語
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