韓国語で「시차증(時差症)」、あるいは「시차병(時差病)」と
言えば、日本語ではストレートに「時差ぼけ」と翻訳してよい。
少なくとも「ヲタク」はそう考えている。
しかし、その逆は必ずしも成り立たないようだ。
もしかすると、日本に比べ海外旅行が自由化されてまだ
日の浅い韓国では、「時差ぼけ」なる概念自体が、日本
ほど広く社会に定着していないのかもしれない。
△「そういうオマエに時差ぼけの
経験はあるのか?」
10月14日付けの京郷新聞に掲載された日本語講座に
目を通しながら、ふと思ったことである。
その講座では、下にあるように、日本語の「時差ぼけ」を
わざわざ説明口調で「시차 적응을 못함(時差に適応
できないこと)」と訳してあった。
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■[스쿠스쿠 일본어](975) 시차 적응을 못함
[スクスク日本語](975回) 時差に適応できないこと
(京郷新聞 10月14日)
★「ぼけ」は、「知覚が鈍ること」、または、「しばらくの間、
感覚が元の状態に戻らないこと」などを意味します。
△「オタクさんは、まだ、転勤ボケから
立ち直っていないそうです。うふ」
「え?前の職場を想いながら東野カナですか?」
(終わり)
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時差ぼけと韓国語
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