韓国語では、中国の人名(現代人)や地名について
中国語音を尊重した表記が原則になっている。
この件については、これまで当ブログで何度もあつかって
来たし、韓国メディアの日々の中国関連報道を通じ、
「ヲタク」も十分に認識しているつもりだった。
しかし、「톈안먼」などといった奇妙な(?)ハングル表記が
大文字で韓国メディアに踊る様を目の当たりにすると、
まだまだ違和感を感じてしまう。
「톈안먼」(ティエンアンモン)とは「天安門」の中国語音を
尊重した表記。
韓国メディアに接している限り、最近では、「天安門」などの
固有名詞でも、現代人や地名の表記に準ずる形で、
中国語音を尊重した表記が優勢だ。
このことは、例によってネイバーのニュース検索でも
確認できた。
最近1週間の登場頻度を見ると、「톈안먼」(中国語音尊重)は
108件。
一方、「천안문」(韓国語音)はその半分以下の43件。
「시진핑」(シジンピン=習近平)に「보시라이」
(ポシライ=薄熙来)・・・、そして「톈안먼」。
正直、かなり面倒な作業ではあるが、韓国語を学ぶ
以上は、こうした中国関連の韓国語表記を、一つ一つ
正確に学び続けて行くしかない。
(終わり)
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天安門と韓国語
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