これまでも当ブログで何度も言及していることだが、日本のベストセラーや
話題図書のほとんど全てが間髪置かずに翻訳出版されるという、実に
稀有な外国が韓国だ。
その傾向に全く変化のきざしはない。
「ヲタク」などは、そのおかげで韓国語の学習も兼ね、日本で話題の
本をあえて韓国語で読むことができているのだ。
「一石二鳥」とは、まさにこのことだ。
ところで目下、韓国では、昨年、日本でもベストセラーとなった
自己啓発書の「嫌われる勇気」が、出版界を席巻し一つの
社会現象を巻き起こしている。
△画像は京郷新聞より
「ヲタク」自身、なるべく早めに韓国語版「嫌われる勇気」を購入し
読んでみたいものだ。
以下、久しぶりに関連記事を翻訳練習させてもらった。
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■‘미움받을 용기’ 교보문고 베스트셀러 기록 깨
(京郷新聞 10月14日)
가 교보문고 주간 베스트셀러 기록을 깼다.
「嫌われる勇気」が教保文庫で週間ベストセラー新記録
교보문고는 (인플루엔셜)가 35주 연속(올해 2월
2주차~10월 2주차) 주간 베스트셀러 1위에 올랐다고 14일 밝혔다.
이는 2011년 34주간 종합 1위를 차지한 를 깬
기록이다. 특히 는 연속 1위가 아닌 반면,
는 연속 1위를 차지했다는 점에서 더욱 놀랍다.
図書販売最大手の教保文庫は14日、「嫌われる勇気」(インフルエンシャル)が
35週連続(2月第2週~10月第2週)で週間ベストセラー1位を記録したと
発表した。これは2011年、「辛いから青春だ」が記録した総合34週間を破る
新記録だ。特に驚くべきことは、「辛いから青春だ」が連続記録では
ない一方、「嫌われる勇気」がこれまで連続で1位を守り続けて
きている点だ。
일본의 심리학자 기시미 이치로가 쓴 는 국내에는
다소 낯선 아들러 심리학을 활용한 책이다. 열등감 많은 청년이
철학자와의 대화를 통해 자유, 행복을 위한 용기를 일깨워나간다는
내용이다. 책을 펴낸 인플루엔셜은 강의 전문 기업에서 출발했으며,
2013년에야 책을 내기 시작한 신생 출판사다.
日本の心理学者、岸見一郎が書いた「嫌われる勇気」は、韓国では
あまり知られていないアドラー心理学を扱った本だ。劣等感の強い青年が
哲学者との対話を通じて自由や幸福を手に入れるための勇気を呼び
起こして行くという内容だ。この本を出版したインフルエンシャルは、
講義専門の企業として出発し、2013年に初めて出版事業に乗り出した
新しい出版社だ。
판매량을 세대별로 살펴보면 30대가 33.6%로 가장 높았고, 20대
(28.8%), 40대(23.3%)가 뒤를 이었다. 50대 독자들도
10.3%를 차지해 다양한 연령층의 독자를 확보한 것으로
나타났다. 이 책의 인기 이후 ‘용기’를 키워드로 한 도서가
36종 출간되기도 했다.
この本の購読者を世代別に見ると、30代が33.6%と最も多く、
以下、20代(28.8%)、40代(23.3%)が続いている。50代も
10.3%を占め、幅広い年齢層に支持されていることがわかる。
この本が人気となって以降、「勇気」をキーワードにした図書が
新たに36種も出版されている。
교보문고 관계자는 “이렇다할 인기 도서가 없어 는
앞으로도 한동안 종합 1위 기록을 경신해 나갈 것으로 보인다”고
밝혔다.
教保文庫の関係者は、「他にこれといった人気図書がないので、
『嫌われる勇気』が今後もしばらくは連続1位の記録を伸ばして
いきそうだ」と語っている。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)