同じプサンの港でも、釜山港大橋や国際旅客ターミナルなどがある
釜山港と違い、甘川(カムチョン)港は一般の観光客にとっては非常に
なじみの薄い港である。
△コネスト韓国地図より
しかし、この甘川港は、韓国政府の国家戦略を背景に、近年、
東アジアにおける水産物の国際的な物流・貿易拠点として著しい
発展を遂げている。
湾内には遠洋漁船の漁獲物を受け入れる大型の加工工場や物流倉庫が
立ち並び、船舶の修理団地や外国人船員向けの大型保養・娯楽施設
まで完備されている。(※シーメンズセンターの様子など)
目下、甘川港を利用する外国の遠洋漁船は、9割以上がロシア船で、
例えば、辛子明太子の原料となるタラコの場合、ロシア産の
輸出(日本)向けタラコは、20年くらい前から全てがこの甘川港に
水揚げされている。
これくらいの予備知識を持って読みたいのが、以下の記事である。
何と、甘川港の一部地区で、ロシア船で飼われていたロシア犬の
一部が、下船後、船に戻らず(戻れず)野犬化し、問題になって
いるとのこと。
愛犬家の「ヲタク」としては、外国の港で野良犬と化した不憫な
ロシア犬たちが、何とか無事保護され、ロシア(または韓国)で
幸せな生活を送れるよう、祈らずにはいられない。
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■검역 안 된 러시아 개들 활보… 공포의 감천항
未検疫のロシア犬が闊歩...恐怖の甘川港
(釜山日報 8月17日)
러시아 선원 방치한 덩치 큰 개들 통제 안 돼
ロシア人船員が放置した複数の大型犬が野犬化
지난 10일과 12일 부산 감천항 일대를 돌아다니는 러시아 개들.
덩치가 크고 사나운 개들은 경비 업무를 맡고 있는 부산항보안공사
직원들도 무서워할 만큼 일대에서는 공포의 대상이다.
8月10日と12日、プサンの甘川港をロシア犬2匹が徘徊していた。
大型で性質も獰猛なロシア犬は、港内の警備を担当する釜山港保安公社の
職員らも恐怖を感じるほど、一帯で恐怖の対象となっている。
ー以下省略ー
(終わり)