△「西郡名苑」マンション団地の入り口(百度地図2014年5月撮影より)
粘着質な「ヲタク」は、まだ、ストリートビューの観察を続けている。
△「緑苑花園」マンション団地の入り口(百度地図2014年5月撮影より)
今回は、百度地図のストリートビュー(全景)を使い、中国の延辺朝鮮族
自治州の州都、延吉市の市街地を観察していて気づいたことを、一つ
記録したい。
△「信合小区」マンション団地の入り口(百度地図2014年5月撮影より)
それは、マンションやアパートの建ち方の特徴だ。
△「金地家園」マンション団地の正門(百度地図2014年5月撮影より)
多くのマンション団地は、建物や塀などによって明確に外部と
区切られ、団地に出入りする一か所以上の門がある、という点だ。
△「隆源小区」マンション団地の正門(百度地図2014年5月撮影より)
おそらく、これは中国式の集合住宅づくりの特徴なのだろう。
△「水景雅苑」マンション団地(写真奥手)の入り口(百度地図2014年5月撮影)
韓国でも、財閥系のデベロッパーが建設・販売した巨大なマンション
団地が全国各地で普通に見られるようになっているが、延吉の場合、
マンション団地の名称からは、少数の巨大資本の影を感じ取ることは
できない。
△「大洋雅苑」の全景(百度地図2014年5月撮影より)
電気や水道、下水などの事情は、住んでみないとわからないことだが、
ストリートビューで見る限り、延吉の中流層以上の住宅事情は、
けっして悪くはない。
△「大洋雅苑」マンション団地の正門(百度地図2014年5月撮影より)
いや、少なくとも「ヲタク」(5人家族1馬力。日本では中流の下層?)
レベルの日本人の住宅事情よりも、はるかに立派で余裕がありそうだ。
△「麗水嘉苑」マンション(百度地図2014年5月撮影より)
韓国で働く朝鮮族の中には、故郷でこうしたマンションを買うために
がんばっている出稼ぎ労働者も多いのだろう。
△「麗水嘉苑」マンション団地の北門(百度地図2014年5月撮影より)
あるいは、すでにこうした住宅で暮らしている家族のために、一人、
韓国に出稼ぎに出ている朝鮮族も多いに違いない。
△「信合花園」マンション団地の正門(百度地図2014年5月撮影より)
ストリートビューでの観察から、韓国で頑張る朝鮮族のモチベーションの
一端がうかがい知れるような気がする。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
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延吉のマンション団地
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