5月18日、光州市で開催された民主化運動記念式の様子を伝える
KBSの放送で、画面右下の小窓の中で手話通訳をしていた女性が涙を
ぬぐう場面が放送され、話題を呼んでいる。
手話通訳士が主人公になったニュースはめずらしい。
式典の中で、今から37年前の5月18日、戒厳軍の銃弾に父親が倒れ
この世を去ったその同じ日に、この世に生を受けたある遺族の女性が
亡き父親に向けた追悼の手紙を朗読した。
この朗読に涙を流すムン大統領の姿も放送で流れた。
朗読を終え舞台を去ろうとする女性を、最前列に座っていたムン
大統領が舞台に上がり呼び止め抱擁した。
通訳士が涙を流したのは、まさにその時だった。
放送終了後、KBSのインタビューを受けた通訳士の女性は、「自分も
父親がいないので、自然と感情移入してしまった」と語った。
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■5.18 기념식, 수화 통역사도 울었다
光州民主化運動記念式、手話通訳士も泣いた
(東亜日報 5月17日)
문재인 대통령이 18일 5.18 민주화 운동 기념식에서 한 유가족의
추모사에 눈물을 흘린 가운데, 같은 시각 수화 통역사도 눈물을
흘려 화제다.
ムン・ジェイン大統領が18日、光州民主化運動記念式で遺族の
追悼メッセージに涙を流した時、同じように手話通訳士も涙を流し
話題になっている。
-以下省略-
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全員ではないにしろ、多くの国民に感動と涙のカタルシスを与える
ことのできる政治とは、外国から見ていても実にいいものだ。
(終わり)