韓国メディアの報道によれば、韓国の公共放送である
KBSが、今回、ニュース番組のキャスターに障害者の起用を
決めたとのこと。
KBSと言えば、過去、夜の看板ニュース番組で、他社に
さきがけ、女性キャスター2人制を導入した実績もある。
どうやら、KBSは、自らの社会的責務を強く自覚し実践する、
というりっぱな社風を持っているようだ。
公共放送の果たすべき役割をきちっと見据え、能動的に、
かつ果敢に、未来への扉(とびら)をノックするKBSの
姿勢には、「ヲタク」自身、感動すら覚(おぼ)える。
ここでは、KBSの新しい取り組みに深い敬意を表する
意味で、関連記事(マイデイリー紙)を翻訳練習させて
もらうことにした。
残念ながら、「ヲタク」が目にする日本の報道番組の
ほとんどでは、ニュースの「題材」として障害者が番組に
登場することはあっても、番組自体の進行に障害者を
加えるような発想は皆無(かいむ)に感じられる。
また、そもそも、21世紀に入った今日の段階でも、男女の
固定化された性的役割が揺らぐ気配すら全くない報道
番組がほとんだ。
つまり、メインキャスターは常に経験豊かな中高年の
男性で、その補佐役は、常に若くて美しい女性たち。
女性たちは、みな聡明そうには見えるが、「ヲタク」の妻や
娘たちのように(?)、決してふてぶてしい口調で男性に
反論することはない。
もとより、彼女たちは、番組という男性中心の空間の中で、
反論できない立場をあてがわれ、聡明で美しい女性に
期待される役割を、女性らしく従順に果たしていくしかない
のかもしれない・・・。
だからこそ、なおさら、隣国の公共放送であるKBSの
斬新(ざんしん)で未来志向的な取り組みを応援したく
なるのだ。
△「フェミニーナぶるのはやめろッ!」
「どうせ、このブログには女性読者なんか
寄り付かないんだヨッ!」
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■KBS, 장애인 뉴스 진행자 기용…"차별적 인식 개선"
KBS、ニュースキャスターに障害者...偏見なくす取り組み
(マイデイリー 4月20日)
KBS는 국가기간방송으로서 공영방송이 공적 책무를
확대하는 방안으로 장애인을 뉴스 진행자로 기용
하기로 했다.
KBSは、公共放送局が果たすべき社会的責務の一つの
具体策として、障害者をニュースキャスターに起用する
ことを決めた。
우리 사회의 일부 뿌리깊이 자리하고 있는 장애인에
대한 그릇된 인식을 개선하기 위해 장애인의 방송
출연을 확대하는데서 나아가 장애인이 뉴스를 직접
전달하는 코너를 만들기로 한 것이다.
KBSは、韓国社会の一部に根強く存在する障害者に
対する偏見をなくすために、障害者の出演を増やす
取り組みからさらに一歩前進させ、障害者が直接、
ニュースを伝達するコーナーを設けることにした。
특히 일회성 이벤트가 아니라 주기적으로 뉴스프로그램의
특정코너를 장애인이 진행하도록 함으로써 일반인과
동등하게 뉴스를 진행할 수 있다는 점을 전달할 계획이다.
特に、一過性のイベントとしてではなく、障害者が報道番組の
特定コーナーを周期的に担当することで、健常者と対等に
報道番組を担うことができるという事実を伝える計画だ。
KBS는 "방송의 꽃인 뉴스프로그램에 장애인이 진행자로
출연해 일반인들과 동등한 역할을 하게 되면 장애인에
대한 차별적 인식을 개선하고 공영방송의 사회적 역할을
제고하는데 큰 도움이 될 것으로 기대하고 있다"고
전했다.
KBSの関係者は、「放送の花とも言える報道番組に
障害者がキャスターとして登場し、健常者と対等な役割を
担うようになれば、障害者に対する差別意識の解消に
つながり、公共放送の社会的役割の遂行に大きく寄与
できるものと期待している」と語った。
KBS뉴스를 진행하게될 장애인은 향후 장애인 관련단체
등과 협의해 세부 사항을 결정하되, 공개 선발할 것으로
알려졌다.
KBSニュースのキャスターとなる障害者は、今後、障害者
団体などと協議の上、細部を決定し、公開募集する
予定だ。
KBS관계자는 "가능한 이른 시일 안에 뉴스 포멧을
결정한 뒤 시청자들에게 선보일 방침이나 방송사상
초유의 일인 만큼 제작 준비등에 다소 시간이 소요될
수 있다"고 밝혔다.
KBSの関係者は、「できるだけ早くニュースの形式を整え、
視聴者の皆様に提供して行く方針だが、放送史上初めての
取り組みでもあり、制作準備などに多少、手間取ることも
ありえる」と語った。
△「原始時代、女性は太陽に行った・・・っていう
有名な言葉もありますよね」
「女性だって障害者だって、人間なんですッ」
△「メスのくせに余計な口は
はさむなッ!」
(終わり)