△「毎日戯評」(<大邱>毎日新聞 9月4日)
上記の風刺画は、核武装を急ぐ北朝鮮と直接、対峙しながらも、隣国、
日本の出方も警戒せざるを得ない韓国民の対外意識をうまく表現して
いる。
それにしても、今から400年以上も前に豊臣秀吉が朝鮮王朝に
突き付けた「征明假道」(明を討つために道を借りたい)なる漢文が、
四字熟語として、ごく普通にメディアに登場する現代韓国社会の
意識状況は、しっかり心にとどめておく必要がある。
現代日本の政治的、軍事的動静を見つめる韓国社会の目は、否応
(いやおう)なしに過去の歴史から導き出される警戒心を払拭でき
ないままでいる。
いい悪いは別にして、それが日韓関係の一つの現実だろう。
(終わり)
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「征明假道」の亡霊?
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