「ヲタク」のイメージするイタチは、小さくとがった顔を持つ
胴長の小動物である(ニホンイタチ)。
しかし、朝鮮半島に生息する「족제비(イタチ)」は、
同じイタチでも日本のイタチに比べ、体や顔が格段に
大きく、おまけに顔の形が丸い。
朝鮮半島に生息するイタチは、「ヲタク」のイメージする
イタチとはかなり異なっており、むしろテン(韓国語では
「담비」)に近い。
「ヲタク」にとってそういう「족제비」は、実に日本語訳に
困る存在である。
△グーグルマップより
今日も、忠清南道燕岐郡(世宗市)で撮影された
「족제비」のフォトニュースを翻訳練習しながら、しばらく
頭を悩ませた。
日本では一般に、この「족제비」を「チョウセンイタチ」と
呼ぶことが多いようだが、今回については、あえて
「シベリアイタチ」と訳してみた。
その方が、ユーラシア大陸に広く分布するこの小動物に
ふさわしい名称のように思えるからだ。
なお、最近では日本列島でも、西日本を中心に韓国から
移入されたと思われるシベリアイタチが、在来種の
ニホンイタチを駆逐する形で、急速に生息範囲を広げて
いるとのこと。
もしかしたら、福岡に住む「ヲタク」も、近々、この
シベリアイタチを直接、目にすることになるのかもしれない。
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■연기군 야산에서 발견된 족제비
燕岐郡で撮影されたシベリアイタチ
(連合ニュース 2011年12月27日)
내년 7월 1일 세종시로 출범하는 충남 연기지역에서
멸종위기 야생동물인 수달, 삵, 족제비를 비롯해 모두
12종의 포유류가 서식하는 것으로 조사됐다. 사진은
연기군 한 야산에서 발견된 족제비.
2012年7月1日、計画都市・世宗市が新しく誕生する
忠清南道燕岐地域で、絶滅危惧種の野生動物である
カワウソやアムール山猫、シベリアイタチをはじめ12種に
およぶ哺乳動物の生息が確認された。写真は、燕岐郡の
山間地で撮影されたシベリアイタチ。
△「私の足にだって虫さされのあと
くらいあります」
△「前回のブログ記事を引きずるな!」
(終わり)