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△九州工科大学情報工学部
2014年3月初旬の某日、「ヲタク」は、長男が受験した
九州工科大学情報工学部の合格発表を見に行った。
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運よく、その日の「ヲタク」の出勤は午後からだったので、
午前10時の合格発表を見に行っても、時間的には
十分余裕があった。
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△研究棟
九州工科大学の情報工学部は、福岡県のちょうど
真ん中あたりの飯塚(いいづか)市に位置しており、
「ヲタク」の自宅からは、車でなら1時間ほどの距離だ。
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△合格発表は講義棟前の掲示板で
その日、万一の場合に備え、後期試験の面接練習に
朝から高校に出かけた長男も、午前10時前には帰宅する
予定だった。
自宅でいっしょにネット発表を見るという選択肢も
あるにはあったが、結局、せっかちな「ヲタク」は
一人で飯塚まで車を走らせた。
■縦(↓)ではなく横(→)!
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幸いなことに、長男は合格していた。
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ただ、「ヲタク」が掲示板上に長男の受験番号を見つける
までには、全く不必要な前段として、およそ10秒間ほどの
落胆と茫然自失の時間を経なければならなかった。
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それというのも、「ヲタク」は、まず、縦長に並んだ複数の
数字の列を見て、ついつい無意識に上から下に縦(↓)に
連続しているものとばかり錯覚し、当然の如くに受験番号を
左上から縦の下方向(↓)に確認して行ったのだ。
すると、合格しているならばあるべき場所に、長男の
受験番号はなかった。
瞬間、「ヲタク」の頭の中は真っ白になった。
そして、その真っ白になった「ヲタク」の頭の中に、肩を落とし
うなだれる息子の姿がリアルに浮かんだ。
それでも、目の前の数字の並びに、どこかしら違和感の
ようなものを感じ取った「ヲタク」は、藁にでもすがるような
思いでうつろな視線を右横方向(→)に走らせていた。
すると・・・、何と、あるべき場所に長男の受験番号が
ちゃんとあるではないか。
うれしいと言うより、本当に救われた瞬間だった。
合格させてもらっておいて、こんなことを書くのも何だが、
九州工科大の合格発表は、実に心臓に悪い合格発表で
あった。
■嗚咽する受験生
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あたりはばからず嗚咽(おえつ)しながら、母親に電話を
かける女子生徒がいた。
「お母さあん・・・、受かっとったよお・・・」
絞り出すような声で彼女はそう言って、またしゃくりあげ始めた。
「おめでとう」と言う代わりに、「ヲタク」は彼女の後姿をカメラに
収めた。
■4ヶ国語表示の施設案内
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九州工科大学飯塚キャンパスの構内で、4ヶ国語表示の
施設案内をいくつか目にした。
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?の「강의동」を漢字で書けば「講義棟」。
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?の「대화식 학습동」は漢字では「対話式学習棟」。
実にわかりやすい漢字語表現だ。
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最後に、?の「부속도서관분관」の漢字は、日本語と同じく
「附属図書館分館」。
■中国語を話すカラス
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大学構内の一角でおもしろい掲示物を見つけた。
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このカラス、どうやら「風邪を引かないように注意してね」と
言っているようだ。
この掲示板を見る中国人留学生らが、少しでもなごんで
くれることを祈りたい。
■九州工科大学工学部正門
なお、九州工科大情報工学部の前期試験に合格した長男
ではあるが、2月下旬に実施された試験の会場は
飯塚キャンパスではなく、工学部(本部)のある戸畑
キャンパス(北九州市戸畑区)だった。
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古めかしい正門は、この工科大学の長い歴史を物語っている。
(終わり)
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