△12月3日(土)第6次光化門広場キャンドル集会(ニュース1)
今回のパク・クネ大統領弾劾劇について、「ヲタク」は、あくまで
ネットメディアを通じて観察しているに過ぎない。
△第6次光化門広場キャンドル集会(東亜日報)
それでも、週ごとに拡大する大規模デモが大統領を追い詰めていく
過程を見ながら、韓国民衆の底力をまざまざと見せつけられる思いが
している。
△第6次光化門広場キャンドル集会(ニュース1)
また、その一方で、今回の集団発作にも似た国民的熱狂に、何かにつけ
一色に染まりやすい、韓国社会の集団主義文化(関連記事)の一つの
典型を見る思いがしていることも事実だ。
△第6次光化門広場キャンドル集会(毎日経済新聞)
どんな社会現象にも肯定的な面、否定的な面を含め様々な要素が混在して
いるのは当然のことなので、そうした「ヲタク」の2面的反応に対し、
「ヲタク」自身は納得している。
△12月3日ウルサン市(ニューシス)
ところで、デモ参加者の少なからざる部分は、パク大統領の即刻辞任と
ともに逮捕拘留を求めている。
△12月3日光州市(ニュース1)
思えば、この間、パク政権が進めてきた政策は一方的で非常に強権的な
ものであった。
左派政党の強制解散、教職員労組の非合法化をはじめとする労組弾圧、
さらには父親の業績を美化する国定教科書のごり押し(進行中)など、
例を挙げれば枚挙にいとまがない。
△12月3日春川市(ニューシス)
「創造経済」の掛け声とは裏腹に不況脱出の出口は一向に見えないまま、
国民各層から恨みを買うような政策ばかりを推し進めてきた反動が、
今まさに全国で噴出していると見れば、今回の弾劾劇も自らが招いた
必然の帰結なのかもしれない。
(終わり)
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韓国の集団主義と政治
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