今さら書くようなことでもないが、韓国の市民運動はパフォーマンスが
大好きだ。
そのラテン的な(?)民族性のゆえか、たとえ政治的な運動でも、
多種多様なパフォーマンスを通じ、お祭り的な雰囲気を醸し出す。
それにしても、日本人「ヲタク」の郷愁を誘うようなパフォーマンスには、
戸惑ってしまう。
12月13日、ある市民団体が、世宗市の政府庁舎前で「メンコ」
パフォーマンスを行ったとのこと。
メンコは、「ヲタク」の生まれ育った北九州地方ではパッチンと
呼ばれていた男の子どもの遊びで、少年時代の「ヲタク」も熱中した
ものだった。
また、当時人気の様々なキャラクターが描かれた厚紙のパッチン自体が、
大切な宝物でもあった…。
おそらく、日本でも韓国でも中高年世代以上にしかわからない、昔の
子ども文化の一つだ。
もちろん、日本のメンコと韓国の「딱지」に違いがあるのも事実だが、
「ヲタク」の郷愁を妨げるほどの違いではない。
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■국정교과서는 딱지 놀잇감
国定教科書はメンコ
(ニューシス 12月13日)
참교육을 위한 전국 학부모회가 13일 오전 정부세종청사 교육부 앞에서
'국정역사교과서 즉각 폐기와 이준식 교육부 장관 퇴진'을 요구하는
기자회견을 하던 중 국정화 폐기 퍼포먼스를 하고 있다.
「真の教育のための全国保護者会」が13日午前、世宗市の政府教育省
庁舎前で「国定歴史教科書即時廃棄とイ・ジュンシク教育省長官退陣」を
求める記者会見を開き、国定教科書廃棄のパフォーマンスを行った。
(終わり)