最近の日本の政治では、北朝鮮や中国、そして韓国の非を一方的に
あげつらい、厳しい態度を取れば、とりあえず支持率が上昇する。
これまで、ことあるごとに反日感情を刺激することで支持を得ようと
するような韓国のメディアや政治家のやり方を批判的に見てきた
「ヲタク」としては、何ともやり切れない気がする。
最近の日本社会は、まるで一昔前の韓国社会そっくりではないか。
日韓メディアの報道によれば、慰安婦像問題での感情的とも見える、
今回の安倍政権の強硬な対応を、7割以上の日本人が支持している
とのこと。
日本人の一人として、情けない限りである。
こぶしを振り上げることは、一見、格好よく見えるかもしれないが、
振り上げたそのこぶしを一体、どこにおろそうと言うのか?
△ネイバーニュース「安倍 支持率」での検索結果(1月23日)
現在のところ、今回の慰安婦像問題をきっかけとする日本政府の
強硬対応に対して、韓国メディアは至って冷静である。
日本の右派政権がムキになってケチをつければつけるほど、対抗心に
燃える韓国の市民団体は、慰安婦像を増殖させるしかない。
それに対し、韓国政府は、日本の右派政権のお先棒を担ぐようなマネ
(抑止策)は、絶対にできない。
一方、日本に帰国した日本大使や領事が韓国に戻ってこなくても、当面、
韓国メディアや韓国国民は痛くもかゆくもないのだ。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
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反日と嫌韓の悪循環
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